天皇ゆかりの地である京都。特に関係性の深い京都御苑と平安神宮の一帯は、緑に囲まれたマイナスイオンたっぷりの癒しエリアです。
御存知の通り、京都市は盆地の地形です。山に囲まれているため、自然をより身近に感じられます。そんな緑豊かな京都市街地を、高台から望み見た時、ひときわ大きい長方形の森が目に入ります。それが京都御苑です。
東京の新宿御苑と皇居外苑と並び、国民公園として整備されている京都御苑には、5万本近くの樹木が生育されちょっとした森のような公園です。敷地面積は63ヘクタールと広大で甲子園球場16.5個分に相当します。園内には運動施設も兼ね備えてあるため、一見総合運動公園のようですがこの地は元々、宮家や公家の邸宅があった地でした。その後、国民公園となり現在に至ります。
京都御苑から鴨川を越えると平安神宮の緑瓦が見えてきます。平安遷都1,100年にあたる明治28年に創建され京都に都を築いた桓武天皇と、孝明天皇がご祭神として祀られています。朱色と緑瓦が特徴的で真夏の真っ青な晴天や真冬の曇天にも映える社殿は平安京の建物を再現しています。平安神宮の参道にある高さは24.2メートルの大鳥居も参拝客を魅了します。残念ながら、日本一大きな鳥居ではありません。
平安神宮が祀られている一帯は岡崎公園と称され京都市美術館、京都国立近代美術館、京都会館、京都市館業館(みやこめっせ)、京都府立図書館、といった京都の文化施設が集結しています。平安神宮から北に進むと室町時代の建造物が美しい銀閣寺(正式名称慈照寺)や、水面に写る桜が美しい哲学の道などがあり穏やかな自然を楽しむ事ができます。
地下鉄が走る烏丸通や今出川通に沿って樹齢数百年の樹木が緑の壁となっている京都御苑。琵琶湖から注がれる琵琶湖疏水の横に造られた平安神宮と文化施設。このエリアは歴史と文化の調和のとれた魅力あるエリアです。