近鉄電車との相互運転により「近鉄奈良駅」まで直通している京都市営地下鉄。その起点である国際会館駅や、北エリアの中心となる北大路周辺は、五山送り火「妙法」「舟形」、下鴨神社(加茂御祖神社)、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の世界文化遺産を抱える歴史的価値の高いエリアです。
都市計画により開発された北山界隈は、もとは田園が広がる郊外地でした。昭和初期から区画整理で街が出来上がったことと地下鉄烏丸線の開通、北山駅の完成により人が集まるエリアに変貌いたしました。百貨店やファッションビルなどの大きな建物が集まる烏丸四条や河原町とは異なり、商店街やブティックなどのショップが多く集まっているのが北山の特徴です。北山駅近くの京都府立植物園は1924年1月1日に開した日本最初の国立植物園で、面積24ヘクタール(甲子園球場の6.3個分)の敷地には12,000種類、12万本の植物が植えられています。花壇や熱帯植物を集めた温室などがあり、四季折々の花を楽しませてくれています。
北山駅から一つ進んだ先の松ヶ崎駅周辺は北山同様に住宅地として知られてるほか、大学や公園もあるバリエーション豊かなエリアです。
松ヶ崎駅と国際会館駅の間に広がる宝が池公園は、宝ヶ池を中心とした公園です。敷地内には宝が池公園運動施設球技場・こどもの楽園・いこいの森などの施設があり、宝ヶ池をぐるりと囲むように歩道が整備されジョギングや散歩のコースとして利用する姿も見られます。地下鉄北大路駅と市営バスターミナルと商業施設が一体となった「キタオオジタウン」や、烏丸通と北大路通沿に広がる「北大路商店街」は、日々、人が集まる北エリアの中心部。下鴨神社を祀る糺の森や比叡山、東山、賀茂川など自然あふれる地域です。
ちなみに、下鴨神社の門前にある茶屋が「みたらし団子」の発祥と言われています。境内の「御手洗池」の水泡を模したのが始まりだとか。